祭りのあと(雑な感想Part1)
祭りは終わった。
楽しかった時間はいったん終わり。
山本彩さんの更なるご活躍と幸せを心より願っています。
ということで、山本彩卒業のことと、絶賛ダイエット中で、フィットネスのことしか頭に無かったということで、ブログを更新しなかった言い訳としては十分だろう。
せめて更新しなかった間に劇場で観てきた映画の雑な感想くらいは書いておこうと思う。
と、言いたいところだが、多いので分けよう。
今回はPart1。
Part1
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
『検察側の罪人』
『銀魂2 掟は破るためにこそある』
『寝ても覚めても』
『カメラを止めるな!』
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
『アントマン&ワスプ』
『タリーと私の秘密の時間』
『いつも月夜に米の飯』
Part2はこんな感じ(記事を書くタイミングによっては増える可能性有り、Part3に分ける可能性も・・・)
『少女邂逅』
『あみこ』
『クワイエット・プレイス』
『きみの鳥はうたえる』
『500ページの夢の束』
『覚悟はいいかそこの女子。』
『アイドル』
『なっちゃんはまだ新宿』
『花に嵐』
『21世紀の女の子』
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
2回観た。初回は号泣メンである。新たなクラスメイトの前での自己紹介場面に胸が締め付けられる。2回目を観たときもそのシーンを乗り越えるのが辛かった。個人差はあるだろうが、吃音ってこういう感じになるのかと初めて知ることができた。
この記事が非常に良かったのでリンクをば。
監督の湯浅弘章氏は経歴を確認すると、押井守の助監督を経て、乃木坂46関連の映像を多く撮影していた。年齢が自分と同じであった。何か色々わかるぞ同世代。最もそう感じたのは、劇中で主人公2人が歌う「翼をください」「あの素晴らしい愛をもう一度」「青空(The Blue Hearts)」「世界の終わり(thee michelle gun elephant)」の選曲である。特に「世界の終わり」で号泣。
ビタースウィートな終わり方にも唸らせられた。
『検察側の罪人』
こういう大物俳優陣がそろったときの「演技対決!!」的な売り文句は、ニノとキムタクがシリアスに対峙するストーリーなので、概ね間違ってはいないとはいえ、宣伝を受ける側が恥ずかしくなるのでできればやめて欲しい。
映画自体は監督自身の偏った思想性をふんだんに盛り込んであるので、ポレポレ東中野とかで上映すればちょうど良さそうな内容であった。
主演クラス以外は、どこかで見た、あるいは初めて見たような役者が多かったところはポイント高し。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』
面白かった!長い!
『寝ても覚めても』
2回観て、原作も読んで、ユリイカも買った!
今年最高傑作。
エンディングテーマの、tofubeats「River」は彼自身の最高傑作だ。
唐田えりかに完全に魅了されてしまった。
ただのファン!
『カメラを止めるな!』
鑑賞直後は、時間をおいてまた観に行くつもり満々であったのだが『寝ても覚めても』を見たら、全くその気が失せてしまったのである。何でだろう?ちょっと前に「シン・ゴジラ」や「君の名は」がバズッたのとはまた違った消費のされ方をしたと感じている。その消費のスピードに胃もたれしてしまったという感じだろうか。
『アントマン&ワスプ』
『アベンジャーズ』の最新作がめちゃめちゃ面白かったので、その流れで観に行った。その『アベンジャーズ』最新作と繋がるエンドクレジット前後だけ観れば充分。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
冒頭の「ララランド」風のミュージカルシーンはほんときつかったが、広瀬すずが笑い、泣き、変顔をして・・そんな姿を大画面スクリーンで観れるだけで幸せじゃないか。
この映画には言いたいことが山ほどあった。
こうした方が良いのでは?という3部作構想まで考えた。
が、急速にテンションが落ちたので感想は以上とする。
『タリーと私の秘密の時間』
夜中にブルックリンへ飲みに行く車中で流れるBGMが全てシンディ・ローパーであった(おそらくベスト盤)。短いカットと曲を連動させて、数々のヒット曲が流れていく。主人公である彼女はここで止まっていたんだなと思い、胸が痛む。
『いつも月夜に米の飯』
結構好きなんだが、どこかのレビューサイトでボロクソに書かれていた。しかし、書かれていることは概ね正しくて異論無し。脚本の段階で、厳しい目で見てくれる人はいなかったのだろうかと考えてしまう。もうちょい料理を美味しそうに撮ろうよ。新潟の美しい土地を見せてくれよ。
以上、雑な感想Part1終わり!!
相変わらず終わりの見えない、けやき坂46(通称:ひらがなけやき)の1stアルバム「走り出す瞬間」の感想であるが、さすがに年内に終えたいので、1記事1曲の原則を破ることにした。
今回はNo8~No11の感想である。
No8「NO WAR in the future」
歌唱メンバー:井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂
ちょっと聞いていて恥ずかしい曲ではある。秋元先生が欅坂&けやき坂を通じて言いたいことはただ一つ。「愛の力で世界を平和にする」ということだ。ちょうど最近リリースされた『imagine』のリマスター盤を聞いたばかりだから言うわけでは無いが、きわめてジョンレノン的な一曲。
No9「イマニミテイロ」
歌唱メンバー:井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依
作曲:前迫潤哉、Yasutaka.Ishio 編曲:Yasutaka.Ishio
まとめサイトではグループ内の対立を煽るような下品な歌詞だという言われようまでされていたと記憶している。タイトルがキャッチーなだけにイメージだけで思い込みがちであるが、前向きで力のある良い歌詞であると思う。ただ、秋元先生的な下品さというのは確かにわかるような気もする。ひらがなメンバーに対して愛着が湧いている人でないと特に良いとも悪いとも思わないであろう。
No10「半分の記憶」
歌唱メンバー:金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂
ここまでが、シングルのカップリングとして収録されていた既発曲だ。
ひらがな2期生楽曲。さほど良いとは思わない。最も気になるところは、作曲者のクレジットにある「村山シベリウス達彦」氏である。
シベリウスよ!!
No11「期待していない自分」
歌唱メンバー:井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂
作曲:kyota. 編曲:生田真心
ここからが、ひらがなけやき1stアルバム『走り出す瞬間』に新録された全18曲の楽曲群となる。平成Jポップの総括とも言えるアルバムがようやく走り出す瞬間でもある。18という曲数に秋元先生の狂気を感じてしまう。
アルバム発売から4ヶ月近く経った今でも、ひらがなけやきの冠番組「ひらがな推し」では、毎週1曲ずつ本作の楽曲のスタジオライブが流されている。先に述べたように、わざわざアルバム単位で聞かれない時代に、楽曲数が狂気じみているので、まだまだ全曲分の放送を終えるまで時間がかかりそうだ。
「このアルバムがすぐに消費され、捨てられてしまうような楽曲で構成されたわけでは無い」ということを冠番組自身が主張しているようも聞こえる。
僕がこのブログでちんたらと感想を述べているのもあながち的外れでは無いと言えないだろうか(←都合の良い解釈)
楽曲そのものについては、MVも製作されたリードトラックである、ということ以外に特に言いたいことは無い。