けやき坂46「走り出す瞬間」に心打ち震える6月
またしても、3日坊主になってしまった。
やはり強烈なモチベーションが高まらないとなかなかにブログの更新は難しい。
じわじわと生活リズムに組み込めるといいのだけど。
そんな中、AKB総選挙後の松井珠理奈をめぐるゴタゴタはきわめて現代的な話題だなと思ったが、あまりにもデリケートで難しい問題で僕なんか偉そうに何か書ける代物では無い。
何かポジティブに書き続けられる話題は無いものかと思案していた所にとっておき題材が飛び込んできた。
それが、表題にもある、けやき坂46(通称:ひらがなけやき)の1stアルバム「走り出す瞬間」である。
このアルバムは実質平成最後の年に産み落とされた、Jポップという特殊な音楽ジャンルを全て飲み込んだような恐るべき超大作であり、今後のJポップのクラシックとして長く聴き続けられることになる作品であることは想像に難くない。
全タイプを統合すると、28曲、2時間5分。とてもじゃないが一回の記事で書ききれるものではない。そこで、しばらくはこの超大作を順番に1曲ずつ語ることで、本ブログの更新頻度を高めていきたいと思う。
(曲順はapple musicのcomplete editionを基にすることとする)
No1「ひらがなけやき」
歌唱メンバー:井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、 長濱ねる、東村芽依
ひらがなけやきの最初の曲にしてマスターピース。乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」に近いものを感じるが、それよりも少しだけ洗練されていないところに親しみやすさを感じる。
作曲の川浦正大は、NMBの国歌である「青春のラップタイム」の作曲者でもあるということを知って信頼感は一気に増した。
ひらがなけやき楽曲全般に言えることだが、グループのイメージに合わせているのかとにかく音が柔らかくて心地よい。これもスタンダード感を漂わせている一つの要因なのかとも感じている。落ちサビ前のDパートは感涙必須。
何かに似ているなと考えていたら、谷村有美「ときめきをBelieve」にサビが酷似していることに気付いた。
ああ、そりゃ自分の琴線に触れるのも仕方ないや。